パスポートの申請
一般旅券(パスポート)の場合の申請の流れを説明しましょう。パスポートは、原則として住民票のある都道府県の旅券窓口(通称パスポートセンター)で申請するようになっています。
2006年以降からは市町村への旅券発給業務移譲が行われているので、窓口が地域の市町村役場等になっている自治体もあります。ちなみに海外からの一時帰国者などの住所が無い人については、一時滞在地での申請が認められるなどの例外もあります。
一般に国内窓口での初申請において必要とされるものとしては、申請用紙、身分を証明する文書、パスポート用の顔写真、印鑑となります。申請用紙は窓口となる、支庁、市町村役場等に用意してあります。
2009年から申請書が改正されて新様式となっており、外国式の名前を希望する場合の「非ヘボン式ローマ字氏名表記等申出書」の提出が不要になりました。身分を証明する文書は運転免許証、戸籍謄本、戸籍抄本、住民票の写しなどで、住基ネットに接続されている自治体住民は不要となっています。
パスポート用の顔写真は写っている顔の大きさに規制があるので、撮影の際には注意してください。印鑑は事前に申請書類への押捺を済ませている場合でも、記載事項訂正をすることがあるので、必ず窓口には持参しましょう。又、パスポートの受け取りは本人が必ず出向かなければなりません。